徒然ピアノ日記

2020.5.2

「動画de発表会」

4月7日以来、通常のレッスンをお休みにしております。動画レッスン、オンラインレッスンも軌道に乗って来た感じです。4月29日には、LINEの当教室グループ内で「動画de発表会」を実施しました。幼稚園児から主婦の生徒さんまで16名が参加してくれました。小学生の生徒さんは1ヶ月足らずの準備期間。しかも通常のレッスンが出来ない状況で、どこまで出来るか分かりませんでした。

結果、大成功でした!! 当日は生徒の皆さんから送られてくる演奏動画に感動し、癒された一日でした。それにしても、オンラインレッスンやアドバイス動画だけで、自力でテンポアップして暗譜もして仕上げられるとは嬉しいビックリでした!

今まで、当たり前に出来ていたピアノのレッスン。それが出来なくなった今、私も生徒さん達もレッスンしたい、受けたい、という思いが強くなっています。その思いが、あの「動画de発表会」に表れたのだと思います。

この数日間、全国の新型コロナ感染者数は減少傾向にあります。「止まない雨はない」と信じて、まだまだ気を緩めることなく、しっかりと不要不急の外出自粛を続けて、安心して普段通りの生活に戻れるよう頑張りましょう!!

そして、ピアノのレッスンを再開出来た暁にはきっと何かが変わっているはず。一皮剥けた皆に会うのを楽しみにしています。

 

 

2020.4.14.

「自分流で行こう」

新型コロナウィルス感染者数の増加が止まりません。緊急事態宣言を受けて、学校の休校も長引き、食料品店を除く商業施設、娯楽施設、スポーツジム、図書館なども閉鎖です。我々ピアノ教室も、大手楽器店はもとより、個人教室もレッスンを休まれる先生がほとんどです。私も、県内に緊急事態宣言が出る前日からレッスンを休む事にしました。

通常のレッスンの代わりに、オンラインレッスンを取り入れている先生も多いようです。LINEビデオ通話や、Face time、ZOOMなど通話料無料でカメラ越しのレッスンが可能と人気です。

先週は、生徒さんに演奏動画を送ってもらい、私の方からもアドバイスの動画を送りました。5分で動画が切れてしまうので、何度かに分けて送ったり、ボイスメモでも送りました。楽譜を見ながら何度も聞き直せると好評でした。オンラインレッスンは通常レッスンのように、リアルタイムでのやり取りが出来るところがメリットですね。今週も、オンラインレッスン、動画レッスン、好きな方を選んでもらおうと思っています。

オンラインレッスンも、動画レッスンも、生徒さんのモチベーション維持の為の苦肉の策です。オンラインレッスンのメリットを声高に仰る先生や、業者もあります。(なるほどね、)と思う所もありますし、今回のような有事の際には有効な手立てでしょう。私も動画レッスンは忙しい生徒さんや、本番前に取り入れた事があり効果も実感しました。けれど、それはあくまで通常の生のレッスンの補助的なツールと考えます。特に初心者の生徒さんには、手取り足取り教えてあげたいですし、進度が進めば進むほど「音色」「タッチ」などはとてもカメラ越しに伝え切れるものではありません。

レッスンに関して色んな考え方があるでしょう。以前からオンラインレッスンを取り入れて、機器の扱いにも慣れ、サブカメラやマイク等も設置して、自分なりのマニュアルを持っている先生、なにより生徒さんが通常レッスンと変わらない満足度が得られていれば、お月謝の料金設定も同じでいいと思います。要は通常レッスンにひけをとらないパフォーマンスが出来ているのか?しかも、それは先生側から見たのではなく生徒側から見ての話。

正直に言いますと、私の場合通常レッスンのパフォーマンスと比較してみると決して同じとは思えません。いくらカメラ越しに頑張っても、自分自身の満足度は通常レッスンの6割り?くらいです。ただ生徒さんは、少しでも良い演奏動画を撮ろうとして、何度も練習したり、私が送った動画を途中で止めて練習したり、何度も繰り返し聞いたりと、通常レッスンとは違うメリットを感じてくれています。きれいごと言うようですが、時給で割り切れる事でもない気がして、、毎日モヤモヤ落としどころを考えています。

とにかく、いつかは収束するであろうこの難局を、自分らしいやり方で乗り切りたいと思っています。

 

 

 

2020.4.10

「ダジャレか~い!?」

私たち「町のピアノの先生」は、自分の職業を尋ねられた時に何と答えればよいのでしょうか?!

私は普段の会話の中では、「ピアノ教えてます」とか「ピアノの先生やってます」とか言ってしまうのですが、、、

若かりし頃、英会話スクールで自己紹介した時には直訳で「Piano teacher」と言ったらイギリス人の先生にも通じました。

最近では「ピアノ講師」という言い方がよく使われます。大手楽器店が使っているので、個人の教室の先生も自称「ピアノ講師」とされている方が増えたのではないかと思います。

私もこのホームページを作成した際に最初は、他の先生方の自己紹介ページに倣って「講師プロフィール」と書きました。が、何となく違和感がありました。そもそも「講師」とは何ぞや?!と。。。調べてみると「講演や講義をする人」「講座で教えるひと」「非正規雇用の教員」などとあり、あまり自分に当てはまらない気がします。それで「指導者プロフィール」と書き換えたのです。

ただ職業を「ピアノ指導者」と表現するのは、あまりに直接的すぎます。それでは「ピアノ教師」ではどうでしょう?! 私はこの言い方が一番好きです。

先日、レッスン室に古い色紙を飾りました。小学校の卒業前に、当時の校長先生から贈られた色紙です。私の名前「教子」に因んで読んで下さった短歌が書いてあります。

「おしえては 教えられるが教育で あなたの道もかくてありなむ」

私が「ピアノ教師」という呼び名にこだわる大きな理由はこれです。私の名前。「教子」音読みにすると・・・そうなんです!!「きょうし」(笑)この話のオチはなんとダジャレ?!

いやいや、いたって本気の話です。「教師」と「教子」。この異名同音がなんだか嬉しくて、名付けてくれた父と、会った事はありませんが「教」というオルガンと歌が大好きだった祖母に感謝しています。

 

 

 

 

2019.4.28.

「母のピアノ」

 平成も残すところ二日となりました。GWが明ければ、年号が変わっているのですね。新しい時代が、平和で希望の持てる未来でありますように。

さて、先週 実家のピアノを娘の家に移しました。高校時代に買ってもらったウォルナットのYAMAHAのアップライトピアノです。私が結婚で家を出てからは、母がずっと弾いていました。毎日丁寧に磨いて、大切に使ってくれていたおかげで、40年近く経っているのにまるで新しいピアノのようです。

無事に娘の家のリビングに収まって、これも母が丁寧に洗って、ピシッとアイロンをかけておいてくれたアイボリーのカバーをかけました。実家にあったのと同じピアノなのですが、少し違った感じに見えました。その内に、このリビングに馴染んでいくのでしょう。

次の日、娘と孫と一緒にピアノのお礼に行きました。ピアノの部屋は、ガランとしていて、絨毯には丸いピアノの足跡がありました。「ショパン泣くピアノ処分の日の夜に」父の川柳のノートに書いてありました。思えば、私が物心ついた頃から実家にはいつもピアノがありました。父も寂しい気持ちがしたのかもしれないな、と思い振り返ると膝の上にひ孫を抱いて笑っていました。何か救われたような気がしました。

昭和、平成、令和と時代を経てこれからも良い音を鳴らしてくれるでしょう。改めて思いました。「ピアノとは素敵な楽器」だと。

 

 

2018.10.23

「私の原点」

先日の日曜日、門下の仲間と会い、来秋のサロンコンサートの話し合いをしました。とても雰囲気の良いサロン会場なので、秋の花で演出したり、(なんとキッチンも付いているので)休憩時間にティータイムを設けたり、、イメージが膨らみます。

プログラムは、誰もが聴いたことのある名曲を集めて、お客様に楽しんでいただけるような内容にしようと決まりました。

「名曲アルバム」と言えば、子供時代に毎晩のように聴いていたレコードがありました。今はもう手元に残っていませんが、レコードジャケットは白い薔薇の写真でした。曲順も覚えています。

エリーゼのために、楽しき農夫、トロイメライ、トルコ行進曲、楽興の時、ブラームスのワルツ、小犬のワルツ、ノクターン、幻想即興曲、月の光、亜麻色の髪の乙女、雨の庭、月光ソナタ、ハンガリー狂詩曲第2番

子供心にも、ショパンの曲に憧れを抱き、トロイメライやブラームスのワルツに心癒され、ドビュッシーの音色にうっとりしたのを思い出します。妹と二人、ビクターの大きなステレオのある畳の寝室で、毎晩このレコードを聴きながら夢の国へ旅立ったのでした(笑)

思えば、この白薔薇の「名曲アルバム」こそが私の原点でした!

この頃に聴いた曲が、その後中学、高校と進み自分で弾けるようになった時の喜びが、今に繋がっているのだとと思います。

来年の秋、子や孫に、半世紀前(!)の自分に聴かせてあげるつもりで演奏できる事、本当に幸せなことです♪

 

2018.10.3

「フリューゲル・クランツコンサート 31th」へ向けて・・・

私の恩師である、藤田圭子先生が遺して下さった「フリューゲル・クランツ」の仲間とのコンサートが来年10月に決まりました。今年の5月の追悼コンサートには、沢山の方にお越しいただけて何よりの供養となりました。

次のコンサートへ向けて、今月の企画ミーティングからスタートです。年代は違えど、同じピアノの道を歩んで来た者同士。集まればいつも楽しすぎて、アッと言う間に時間が過ぎていきます。帰り道、充実した楽しい時間の余韻の中で「私もピアノの練習を頑張らないと!」と思えるのです。